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20XX年!  名古屋の小劇場「ナンジャーレ」に

九人の老婆が集められた!!
その正体は、宝塚音楽学校に復讐を誓った者たちで結成した劇団

「麗しの劇団」のかつての劇団員たちだった!
謎の男ブラック尾崎の陰謀により、数十年ぶりに再会した彼女たちは、

若き日の自分、そして、

劇団解散の顛末を演じることを要求される!
それは先日亡くなった、麗しの劇団代表の遺言だった!

 

演技とは、演劇とは、女優とは。
なぜ劇団は解散してしまったのか…!!!


演劇とは魔法。
見たことがないものを見た気になれる!  
聴いたことのない音を聴いてる気になれる!  
もう会えない人に会えたような気がする!
未来でも過去でも何処へでも行ける!!
…かもしれない。


老婆たちは己の封印した過去、想い出と化した
後悔と向き合うため、演劇の魔法を使い、
かつての時代へのタイムスリップを始める!

スポットライトすら当たらない彼女たちが!
今!演劇の魔物になり蘇る!!!!


「いいじゃない!過去なんだから!!
 美化すれば!美化よ美化!ビッカビカ!」

2022年!初夏!
ため息と後悔を道程に敷き詰めた現代日本に!
優しい劇団が贈る!ノンストップ演劇挽歌!!
説明台詞でも叫ばないと生きていくことすら
苦しいこの世の中に!!
九人の女優が跳梁跋扈する!!!
 

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〈公演写真〉

​撮影:柳川十三

〈上演台本〉

『演劇の魔物〜女優、跳梁跋扈篇〜』

上演版台本(PDF)です。

上演の際は、潤色自由、上演料無料ですが、

ご連絡をお願いいたします。

​↓ダウンロードはこちらから

〈日程〉

2022年

5月27日(金)〜 29日(日)

5/27(金) 19時開演

5/28(土) 14時開演/18時開演

5/29(日) 13時開演/17時開演

全5ステージ

開場は開演の30分前

​上演時間約100分を予定(途中休憩なし)

〈チケット〉

一般 2000円

大学一年生以下 1000円 

チケット予約受付中です!

全席自由席・事前決済(PayPay・クレジットカード・コンビニ支払)

または

当日決済(現金)でお支払いいただけます。

チケットのご予約・決済方法の詳細はこちらから

〈公演会場〉

ナンジャーレ

(名古屋市中村区亀島2丁目26−5 キジビル4F)

​名古屋駅新幹線口から西へ徒歩10分 
地下鉄亀島駅から南へ徒歩5分 

 

〈役者陣〉

尾崎 優人
千賀 利緒
小野寺 マリー
橘 朱里
石丸 承暖

(以上・優しい劇団)

池田 豊
浅井 あやね
(GAKUMO)
山口 ことね (アリスインワンダーランド)
城之内
伊藤 すみか
サキ
(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)
田上 まみ
ナオミ

〈スタッフ〉

アマンド巖

柳川十三

​優しい劇団

 

〈フライヤー〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ごあいさつ〉

今回の作品は清水邦夫先生の『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』

井上ひさし先生『キネマの天地』

そして鴻上尚史先生『リレイヤー』から多大な影響を受けました。

 

優しい劇団が旗揚げして半年も経っていない頃の話です。

大阪から高校生の子が二人、高速バスで稽古見学に来てくれました。

その二人とはTwitterで出会い仲良くなり、顔を合わせるのはその日が初めてでした。

本番の日には都合が合わなかったため、通し稽古を行う日に名古屋に来てくれました。

夕方に稽古が終わり、彼らが乗る高速バスの時間まで僕たちは沢山話をしました。

高校演劇の現状や憧れの先輩の話、とにかく演劇の話をしました。

名古屋名物の味噌カツを食べてもらったりもしました。

時間にすると、稽古を含めても9時間ほどです。

彼らが大阪に帰る時間となり、次に会う約束をして、名古屋駅で劇団員たちと

彼らが乗るバスを見送りました。

別れたあと、僕らはソワソワしてました。

たった9時間で僕らは一つの芝居を共に作り上げたくらい仲良くなりました。

この時に僕は演劇とは別れなのだと実感しました。

出会い、共に熱狂的な時を過ごし、潔く別れる。

それが演劇の正体なのだと。

だから僕らはきっと演劇の原初の形を体験したんだと思いました。

演劇は別れなければならない。終わらなければならない。

だから美しい。

終演後、また今日のお客様と会えることを願って、

心の中で再開を約束して、別れる。

また会えるかは分からない。

けど、その約束をすることが、大事なんだと思います。

前回公演『どうしようもなく、別れ』では、

「また会おうと約束することは、

一生を添い遂げるのと同じくらい素晴らしい事だと思わない!?」

と、僕の想いをほぼそのままセリフとして言ってもらいました。

大阪の彼らと僕はまだあの日以来会えていません。

TwitterやInstagramで時々見かけます。

寂しさはなく、いつの日かの再会に向けて頑張ろうと思っています。

 

今回のお芝居は別れのお芝居です。

かつて約束することなく別れた女優たちが数十年ぶりに再会し、

演劇の力で過去に戻ろうと、約束を取り付けようとする話です。

 

約束も出来ないままに別れてしまった大切な人が数人います。

いつの日か、再会したときの為にこのお芝居を作りました。

お客様一人ずつと素敵な別れを共有し、次の約束を交わせたら幸いです。

 

優しい劇団はいつか流れるかもしれない

あなたの心の涙を拭うハンカチのような芝居を届けます。

​劇場でお待ちしています。

​優しい劇団 主宰 尾﨑優人

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